2013年3月24日日曜日

炭焼きコーヒーを作る

最近はコーヒーは自分で炒って焙煎してます。ロケットストーブは燃えている時には常に空気を吸っているので焚口から木炭を入れてやるとすぐに赤くなるのでそれを七輪に入れて焙煎してます。



用意するのはコーヒー生豆、100円ショップの麺あげ、すくい網、針金、七輪、木炭
でここで使った木炭はたぶん20年以上前に購入されたもの。物置に置かれていたものを使ったのだが、炭って何年たっても大丈夫なんですね。スゴイ燃料です。

 
麺あげ、すくい網を選ぶ時は、すくい網を上のように曲げた時に麺あげ、すくい網
がぴったりするようにすること。スキマがあるとコーヒー豆が飛び出ます。


最初は少量で試して見るほうが良いです。その豆にあった煎り方にします。油断すると煎りムラができます。焙煎の仕方は調べればあちこちに出てます。

 
煎り上がった豆が冷えたらミルに入れて手動でゴリゴリと・・。あとはフレンチプレスで淹れて終わりです。
 
 
このフレンチプレスは自分で焙煎するようになってから知りましたが、豆を入れてお湯を注ぐだけなので非常に簡単で紙のフィルターとかないので洗うだけで繰り返し使えるので気に入ってます。一度に800ccくらい作っても缶コーヒー一本分より安くすみます。これを飲むようになってから缶コーヒーは美味しくなくて飲まなくなりました。また最近コーヒーは血糖値の上昇を抑える効果があるとかテレビでやってたりしてました。そのためか密林.co.jpでは軒並みフレンチプレスは値上がりしたような?気がします。bodumのKENYA 1.0Lというものなのですが3000円ちょっとで買えたのが、なぜか16000円高い。間違いなのかボッタクリなのかわかりません。同じメーカーのBRAZIL1.0Lというのならもっと安いみたいだけど。またメーカー直販もあるみたいだから気になる方は調べてみて下さい。
 
 (注)焙煎すると煙がでて匂いが残ります。やってみたい方は大丈夫な環境でやってみて下さい。


2013年3月23日土曜日

冬の終わりは製作の始まり

さて、3月も下旬になりましてロケットストーブもやんわり焚いております。
約半年間焚いてみて、わかったことや改良すべき点見つかったのでシーズンオフには直したいと思ってます。気付いたこともあるのでメモっておきます。

 


まず、焚口ですがここが狭いとあまり実用的ではないように思います。狭いと細い薪しか入れられず、燃えている時間も短くなってしまいます。薪も細くしなければならず労力がかかります。木の節の所や幹も曲がっていたりまっすぐな薪だけではないですからね。廃材だけ燃やすならまだ良いかもしれませんが。


上の写真は直径は17センチの丸太二つ割を入れてますがこのくらいなら実用的だと思います。
 薪を2,3本いれとけば一番安定して燃えてます。

あと灰受けを始めはもっと深くしておいたのですが、溜まった熾が灰になりきれず、翌日黒い炭になって残ってしまいました。このタイプのロケットストーブの深さはレンガ一個分(100mm)が一番良いようです。薪の種類でも灰の溜まり方は違い、針葉樹は少ないですが、硬い広葉樹は結構溜まります。


熾火は燃えている時は眩しいくらい輝いて燃えてます。灰受けの熾火はロケットストーブにとって結構重要な気がします。
このマニュアル通りの8インチ型のロケットストーブは色々考えて作られた結果なのかもしれない。

2013年3月5日火曜日

ロケットストーブ(ロケットマスヒーター)の安全対策

ストーブをDIYするからには火災は絶対出さないようにしなければいけません。火災は自分の財産や命、或いは他人の財産や命まで奪いかねません。「想定外でした」と言う言い訳は通用しません。ストーブの作り方が悪くて火災が起きたのでは自己責任だけではすみません。



という訳で、床下の排煙ダクトのルートには点検口を作りました。これで床下から外部に煙突が出るまで何時でもチェックできます。また煙突はパーライトと砂で150mm位覆われています。また他にも、ロケットストーブの周りの床2ヶ所点検できるようにしました。



次はワイヤレス式の煙感知器です。親子式なので一方が煙を感知すると連動して鳴ります。






 一方はロケットストーブの真上の天井に、もう一方は床下の点検口の蓋の裏に、これで床下で煙が出た場合は連動して鳴ります。シーズン前に取り付けましたが勿論今まで鳴ったことはありません。



最後は床下の煙突を覆った砂の表面の温度です。最初は煙突のダクトの表面温度測っていたのですが100度以上になるのでこの温度計は100度までしか無理なので覆った砂の表面温度測ってます。何か異常があればわかると思います。

また今後思いついたら安全対策していくつもりです。

2013年3月4日月曜日

長い木材も大丈夫です。

長い木材でも燃やせると言うのがこの形のロケットストーブの特徴のひとつでもあります。「長い木材だと途中で火が着いたまま倒れて床が燃える」とか言われたりするみたいですが実際はどうなのでしょうか。まあそのロケットストーブの作り方、構造によって全く違うとは思いますが、うちのストーブはこんな感じです。ちなみに、このストーブのフィードチューブの天端は床より低く作ってあります。ですから倒れても床に落ちる心配は無いように思います。



ちょっと見ると小枝のように見えますが、上の枝は直径約6cm 長さ1m10cm、下の枝が直径8cm 長さ1m40cmあります。結構長いです。木の種類はケヤキだと思います。



午前9時投入しました。

で、このままにしておくとどうなるのか?果たして倒れてしまうのか?手を出さないで突っ込みぱなしで経過を見てみます。



約1時間経過しました。焚口の下からフィードチューブまで大体60cm位あります。短い枝が残り70cmで、長い枝が1m20cm位でしょうか。
枝の向きが変わっているのは下の方から燃えて行くとき下に落ちながら勝手に向きが変わるもので手を添えて変えているのではありません。



約2時間経過、短い枝が残り30cmで、長い枝が90cm位です。


約2時間40分経過、短い枝が燃え尽きます。長い枝が残り70cm位です。


約4時間経過、一本だけだとよく燃えないので短い木を一緒に燃やしてやっと終わりました。
長い木材もこんな感じで燃えていきます。また、燃える時間は木材の種類や本数などでも違ってくるでしょう。でも長い木材が燃やせるのは木材を短く切らなくてよいのと、ストーブに補給する手間が省けて良いです。
勿論、ヤニの多い木や、極端に細い木材1cm以下のような木材は長いのはダメだと思います。